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【イベントレポート】ServiceNow Knowledge 2023 in Las Vegasに参加しました!

【イベントレポート】ServiceNow Knowledge 2023 in Las Vegasに参加しました!

2023年5月16~18日まで、アメリカ・ラスベガスにて、ServiceNow Knowledge 2023が開催されました。「ServiceNowを使う人と提案する人による、ServiceNowを使いこなしたい人のためのイベント」という本イベントはServiceNow主催イベントとして最大級。1万5千名を超えるゲストが大集合しました。EXPOを思わせる広大な会場では、15の基調講演、80を超えるデモ、600を超えるセッションを連日開催。さらに本イベント参加者限定、日本語でのエクスクルーシブなServiceNowトレーニングもあり、ServiceNowの基本から最新情報まで、多くのことを学ぶ貴重な体験となりました。各セクターにおけるServiceNow活用の最前線!基調講演のポイントはココServiceNow本社CEOの Bill McDermott氏はじめ、ServiceNow本社幹部やお客様による基調講演では、金融、IT、公共など様々なセクターにおける、ServiceNowの最新活用事例が紹介されました。やはり世界は広い!そして変化のスピードが速い!そのダイジェストをご紹介します。Putting yes to work初日のメインステージキーノートは、ServiceNow本社CEOのBill McDermott氏による「すべての仕事をYESにする」をテーマとした最新の取り組みについて。NPOによるNow Platform活⽤⽀援事業である「ServiceNow.org」や、デジタル⼈材へのスキルトランスフォーメーションを⽀援するための取り組みとして「RiseUp with ServiceNow」が紹介されました。また、この先の18か月でテクノロジーが急速に進化するとし、「AIと人間の協業」、「IT部門とビジネス部門の伴走」、「Put Yes to Work」の3つのキーワードをもとに、次の18か月に対峙するための重要なアイデアが共有されました。Innovating with the ServiceNow platform and workflows2日目のメインステージキーノートでは、ServiceNow本社COOのCJ Desai氏による「Now Platformのイノベーション」について。Now Platformの3つの注力領域「ITオートメーション」、「デジタルエクスペリエンス」、「インテリジェンス」について、Amazon社やStarbucks社の事例を紹介。また、昨今注目を集めるGenerative AIに対するServiceNowの戦略が紹介されました。Knowledge Unscripted3日目のメインステージキーノートでは、パンデミックなどの難局を乗り切ったビジネスリーダーの一人としてニュージーランド前⾸相のJacinda Ardern⽒が招かれ、ServiceNowのNick Tzitzon氏との対談が⾏われました。Ardern⽒が政治家を志した背景や、大切にしている信念などについても語られました。また、後半ではServiceNow社のリーダー達を交えたパネルセッション開かれ、ライブでの質疑応答が行われました。参加者からはGenerative AIやローコード・ノーコード開発に関する質問が多く寄せられ、業界内での関心の高さを実感しました。 限定コンテンツ:日本語によるServiceNowトレーニング今回日本人参加者の中で注目を集めていたのが、日本のServiceNow認定トレーナーによるトレーニングセッション。「Welcome to ServiceNow (ServiceNow超入門)」、「Welcome to Citizen Development (市民開発超入門)」の2つのセッションは、開発者の視点から、改めてServiceNowの強みや良さを理解できたと好評でした。ServiceNowに見る「世界の中の日本」今回イベントでAmazon社やStarbucks社などグローバル企業の先進的事例を聞き、改めて日本よりもデジタルシフトが加速していると感じました。「顧客・従業員体験の向上」について企業自らが積極的に取り組み、経営陣から従業員までビジネスに関わる全ての人間に価値を提供できるビジネス変革を追求・実行することが大切だと心に刻みました。 今回はアメリカでの開催ということもあり、ServiceNowのグローバル感、スケール感、スピード感を肌で感じる出張となりました。また、日本のお客様にまだServiceNowの魅力をお伝えしきれていない!グローバルレベルのサービスをさらに高いクオリティでご提供したい!と改めて誓いつつ、帰途につきました。これからも目まぐるしく革新していくであろうServiceNow、その最新情報を今後もお届けしてまいります。 

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ServiceNow Summit in Osaka

[イベントレポート] ServiceNow Summit in Osaka

ServiceNow Summit in Osakaに参加しました!2023年3月14日、大阪・梅田サウスホールにて、ServiceNow社主催のグローバルイベント「ServiceNow Summit」が開催されました。ServiceNowのPremierメンバーである弊社もご招待いただき、業界の最新情報を入手すべくいざ大阪へ!3年ぶりのリアルイベントということで、会場には約400名のゲストが集合。コロナ禍や激変するマクロ経済環境下において、DX改革に対する関心の高さを改めて実感するイベントとなりました。変化の時こそ、世界はうまくいくイベントはServiceNow Japan合同会社 執行役員社長 鈴木 正敏氏、執行役員 ソリューションコンサルティング事業統括 事業統括本部長 原 智宏氏の基調講演でスタート。テーマは「変化の時こそ、世界はうまくいく」 --- 何と勇気の出る言葉でしょうか!  世界が目まぐるしく変化を続け、ビジネス課題が複雑化する今日。ServiceNow Japanの立ち位置が、米本社直轄の独立事業体に昇格したことにより、今まで以上に日本のお客様の声が本社に伝えられるようになると語った鈴木社長。今後は、インダストリービジネスの強化、パートナーエコシステムのさらなる拡大と強化、プラットフォームカンパニーへの進化、ビジネス効果の最大化に向けた提案の推進を進めていくと話されていました。 原氏は「社内システムは部分的であることが従業員のボトルネックになっている」ことや「従業員が能動的にシステムを使い分けなければならない」といった企業の課題や求めるDXの姿にも言及。「すべての働く人にエンパワーメントをもたらすデジタル化をServiceNowで実現していく」と力強く話されていました。ケーススタディはアイディアの宝庫!続いてはServiceNowを実際に導入され、先進的な取り組みでビジネスの成長を実現されている企業様によるプレゼンテーション。カスタマー向けのグローバルサービス、ITマネジメント、従業員のライフイベント申請、セキュリティ・・・。多岐にわたる分野をシンプルにかつ劇的に改革するServiceNowの可能性に、目からウロコの数時間が過ぎて行きました。  少しだけ、そのプレゼンテーションの様子をご紹介しましょう。お客様講演1: マツダ株式会社マツダが取り組む「人とITの共創による価値創造」とServiceNow活用千代延 伸氏によるプレゼンテーションは、グローバル全体でシステムを刷新する壮大な取り組みについて。ServiceNow選定の理由として「他システムとの連携が容易」であることを挙げ、様々なシステムとの連携の入り口をServiceNowに統合することにより、利用者に使いやすい形を実現できたと話されていました。利用者目線で物事を考える重要性を感じました。お客様講演2: 富士通株式会社ServiceNowを中心としたITマネジメントサービスの社内展開 高橋 勉氏によるプレゼンテーションでは、4,000以上もの社内システム統合という大規模な取り組みについて紹介。ServiceNowにより社内DXを推進し、UX向上の実現が可能だと語る高橋氏。社内サービスポータルを統合し、蓄積したナレッジを有効活用して業務を効率化するなど、「社内システムの向上」の必要性やServiceNowの有用性についても改めて学ぶことができました。お客様講演3: 株式会社ユーコット・インフォテクノ秘訣はユーザーセントリック!UCCグループが両立した従業員エクスペリエンスの高度化と効率化 大森 晋介氏によるプレゼンテーションは、「現場の事務作業改善」、「利用者がいかに使いやすいか」の2点を重視した業務のデジタル化について。日本特有のワークフローシステムである「差し戻し」や「分岐」を徹底的に排除し、利用者が真に使いやすいものを作りこまれていると感じました。またシステムによっては、現場の声だけではなく俯瞰して物事を見る立場の人の意見を取り入れるなど、開発者としての考え方を学べました。お客様講演4: パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社Beyond ITSM -PX実現に向けてServiceNowの可能性を探る-加藤 仁氏によるプレゼンテーションは、「品質向上と最適コストの両立化」がテーマ。「顧客満足度の高い“真のサービス”の提供」を目的とし、ServiceNowの導入により障害検知やセキュリティインシデントの管理を実現。また、多言語化されたServiceNowはグローバル企業に効果的であるため、日本のみで実施していたITSM導入をグルーバルで標準化するよう推進中とのことです。 加藤氏が「ServiceNowの可能性は無限大」と力説されていたことがとても印象的で、弊社もパートナーの一員としてServiceNowの可能性を広げていきたいと強く感じました。ServiceNowコミュニティとの意見交換を明日からのヒントにサミットの閉会後は、参加ゲストとの懇談会。ドリンクを片手に、リラックスした雰囲気でServiceNowコミュニティの皆様とアイディアやイニシアチブ、イノベーションを交換することができました。 皆様と交流させていただく中で今回特に心に残ったのが「DXは評価されやすいが、運用での期待が高く、障害を起こすと評価に響く」という言葉です。DXという用語が飛び交っている現代において期待が高い分、失敗したときの反動が大きいという現実。それを忘れず、お客様の改革の前にまずは自社の改革を進めることの重要性を改めて心に刻みました。また「ServiceNowの業界は、需要が多く供給が追い付いていない市場である」という言葉を何度も耳にし、ServiceNowが成長市場にあることを体感することができました。 弊社もServiceNowを通じて、皆様のDX改革にもっと貢献できるよう、更なる経験と学習を積んでいかなければ!と心に誓った一日でした。   

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