AWS Certified AI Practitioner(AIF)
ベータ試験を受験しました

こんにちは!クラウド活用推進担当の福田です。
先日、AWS認定のAWS Certified AI Practitioner(AIF)のベータ版を受験し、無事に合格できました。
今回は受験までにやったことを合格体験記としてまとめてみたいと思います。

目次

受験したきっかけ

業務でAmazon Bedrockを利用した簡単なチャットボットを作る機会があり、それをきっかけに生成AIに興味を持ちました。そのタイミングで本試験のベータ版がリリースされたため、AI/MLテクノロジーを基礎から学ぶために受験してみることにしました。

AWS Certified AI Practitioner(AIF)とは

AWS Certified AI Practitioner(AIF)は、2024年8月13日に追加された新しいAWS認定です。
人工知能 (AI)、機械学習 (ML)、生成 AI の概念とユースケースに関する知識を実証するもので、2024年9月時点ではベータ版が提供されています。 試験概要は以下のとおりです(AWS公式ページより一部抜粋)。

 

             
カテゴリFoundational
試験時間120 分
試験の形態85 問の問題
コスト75 USD/10,000 JPY
対象受験者AWS の AI/ML テクノロジーを使用するソリューションを熟知してはいるが、必ずしも構築するわけではないという個人
対象言語英語、日本語


AI、ML、および生成 AI に重点を置いたAWS Certified Cloud Practitioner(CLF)とイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。ベータ版は試験時間、問題数が若干多めではありますが、受験料が標準バージョンと比べて安いというのが魅力的ですね。日本語に対応している点もありがたいです。

受験までにやったこと

受験までにやったことは以下のとおりです。


①試験ガイドの読み込み
まずは、何を勉強したらよいのかを知るために試験ガイドを読み込みました。
試験ガイドの中に出てきた単語、AWSサービスで分からないものが合った場合は都度調べました。
単語はAWS BedrockやChatGPTなどを使って調べ、AWSサービスについては該当サービスのBlackBeltを読むことで理解を深めました。


②AWS Skill Builderを利用した学習
試験ガイドを読んだ後は、AWS認定の公式サイトに記載されている「4ステップのプラン」に沿ってAWS Skill Builderでの学習を進めました。私はサブスクリプションには登録していないため無料分(20問の練習問題、約18時間の学習コース)で学習しました。練習問題や学習コースは英語のみ対応だったので少し苦労はしましたが、AI/MLの基礎を学ぶためには良いコンテンツでした。


③Udemyで練習問題を解く
前述した20問の練習問題だけでは少し不安だったため、Udemyの学習コースで練習問題を解きました。英語のみ対応の学習コースでしたが、約200問の問題を解くことで不足している知識を補うことができました。

受験してみた感想

問題文と選択肢が短めであったため、見直しを含め1時間程度で解き終わりました。
AI/ML関連のAWSサービスについての基礎知識とユースケース、AI/ML自体の基礎知識を問う問題が多かった印象です。したがって、AWSサービスについて学習するだけでは合格は難しいように感じ、AWS Skill Builderで学んだAI/MLの基礎知識が活きたように感じました。結果、739点で合格することができました。


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まとめ

資格勉強をしたことでAI/MLの基礎を理解できたことは良かったと思います。次は、AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate(MLA)の取得を目指してみたいと思います。
余談ではありますが、AWS Certified AI Practitioner(AIF)またはAWS Certified Machine Learning Engineer – Associate(MLA)のベータ版に合格するとAWSのイベントでスペシャルステッカーが貰えるようです(詳細はこちら)。可愛らしいデザインのステッカーなので欲しい方は是非ベータ版に挑戦してみてください!


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クラウド基盤ソリューション