サイバーセキュリティの重要性と
クラウドセキュリティについて解説
クラウドセキュリティについて解説
企業や組織の活動において、ICTの利便性が高まっていますが、同時にサイバー攻撃もより複雑化・高度化しています。企業の浮沈に関わることなので、サイバーセキュリティについて知ることは大変重要です。
本記事では、企業の業務システムのクラウドシフトが進むなかで知っておくべきサイバーセキュリティについて解説します。
サイバーセキュリティとは、コンピュータやデータ、ソフトウェア、システム、ネットワークなどが危険な状態にさらされないよう保守する対策・技術を指します。危険な状態とは、不正アクセスや情報漏えい、ウイルスによるデータの改ざんなどです。サイバーセキュリティは「情報の機密性、完全性、可用性を確保すること」と定義され、重要データを保有する企業が注目すべき取り組みの一つといえます。
IT技術の発展とともに、サイバーセキュリティの重要性が叫ばれるようになってきました。その理由を解説します。
クラウドセキュリティとは、クラウドコンピューティング環境下でのリスクに対するセキュリティ対策・技術、クラウド型のセキュリティサービスなどを指します。
国内でも、DX推進に伴い企業のクラウド導入が増えており、総務省の「通信利用動向調査」によると、企業のクラウド導入数は2018年から2022年まで毎年増加で推移、クラウドサービスの利用効果についても約89%もの企業が「効果があった」と回答しました。このように、クラウド環境がスタンダードとなっていくなかで、クラウドセキュリティを重要視する声が高まっています。
クラウドセキュリティに力を入れることには大きく3つのメリットがあります。
ベンダーがサービスとして提供するクラウドに対し、インフラの運用・管理を自社で行うオンプレミス。この場合、それぞれシステムリソースの管理手段が異なります。
オンプレミスの主な特徴としては、自社の利用目的により適したシステム環境を構築でき、その分セキュリティ強度も高いという点です。一方で、一貫管理をするためには導入コストやランニングコストが増えるため、それだけの資金力が求められます。
また、クラウドシフトのなかでオンプレミスは旧型となってしまったのかというとそんなことはなく、オンプレミスのメリットを活かしつつ、クラウドのメリットと掛け合わせたハイブリット型も注目されています。
セキュリティ面にフォーカスすると、クラウドの黎明期に懸念されていた脆弱性は2023年においてすでに解消されつつあります。各ベンダーが国際基準や総務省のガイドラインへの準拠を前提としたうえでサービスを提供しているためです。さらに、クラウドの普及に伴いゼロトラストというセキュリティ対策も重要視されています。
ゼロトラストとは、従来のように「内部は安全、外部からもたらされるものが敵」という概念ではなく、「内外問わず、境界線なくすべての安全性を検証する」という新しい考え方です。これによりクラウドセキュリティレベルは大きく向上しつつあります。
目的、機能、コストなどを比較することはもちろんですが、今もっとも危惧されているサイバー攻撃に対応できるかが重要です。脅威トップのランサムウェアですが、これを含むマルウェアは日々増加しています。このマルウェア対策に有効といわれているのが「多層防御」という機能です。
入口で侵入を防ぎ、侵入した場合は内部での拡大をとどめ、外部への漏えいを出口で食い止めます。より高いセキュリティを求めるのであれば、さまざまな攻撃フェーズに対応しているサービスを選びましょう。
導入手段としては、本記事でも解説したクラウド型をおすすめします。管理サーバー不要でスムーズに導入できるなどメリットは既述の通りです。自社の状態や導入目的を明確にし、最適なサイバーセキュリティサービスを選びましょう。
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード