PoCとはなにか?
意味とともに必要性・検証すべき観点を解説
意味とともに必要性・検証すべき観点を解説
「新しいビジネスアイデアを思いついたものの、具体的にどう動き出すべきかわからない」「社内プレゼンでもうひと押しの要素がほしい」というお悩みを持つ方におすすめしたいのが「PoC(Proof of Concept)」という概念です。
PoCを正しく認識し有効に活用できれば、新しいアイデアがどれほどの可能性を秘めているのかを客観的に観測でき、実際に推し進める価値があるものなのかを判断できます。今回はこの「PoC」について、その内容と必要性、実施する際に注目するべきポイントを解説します。
「PoC」は、日本語では「概念実証」や「コンセプト実証」と翻訳されます。導入を検討しているアイデアやシステムを実際に形にして試行を重ねることで、想定通りの効果を発揮するか、想定外の問題はないかなどを実装前に確認するプロセスで、新規性の高いプロジェクトではリスク回避の観点でとくに重要です。
次々と技術革新が起こるITやAI関連においてとくに親和性の高いプロセスではありますが、薬品開発や物流システムの構築など、あらゆる業種においてこれまでも実施されています。
インターネットやSNSなどで情報が驚くべき速度で行き交う昨今、ビジネスもいかにスピード感をもって新しい環境に適応していくかが重要です。しかし、新しいサービス・商品を思いつくままに開発し市場に乗せるだけでは思っていたような成果を上げることは難しく、逆に大きな損失やインシデントを生む可能性もあります。
PoCで効率的な検証を早いサイクルで実施できれば、そのアイデアが本当に自社に利益をもたらすものか、消費者にとって価値のあるものかを早い段階で判断可能です。また、ローンチ前に問題の発見・改善が可能となるため精度の高いサービスを提供でき、自社のイメージ向上やブランディングにもよい影響を与えます。
なお、PoCで得られた結果は、よりリアリティをもってアイデアを提示できる材料となるため、経営陣から承認や出資を受けやすくするツールとしても大変有用です。
PoCを実施するにあたり、以下の3つの観点が検証項目となります。
PoCをより効率的に実施するためには以下の3点に注意しましょう。
PoCは精度の高いサービスや商品のコストを最小限にローンチまでつなげられるプロセスです。しかし、PoCを最大効率で円滑に実施するにはPoC自体のノウハウをもっているかが重要です。
PoCで検証するべきポイントやその基準値をどこに置くべきかなどがそもそもわからないという場合、検証に無駄なコストがかさんでしまう「PoC貧乏」や検証自体が目的化してしまいゴールが分からなくなってしまう「PoC疲れ」に陥ってしまいがちです。
DTSでは、これまでの豊富なコンサルティング実績を基に培ったオーダーメイドのPoCサービスを提供しています。PoCのノウハウ構築をお考えでしたら、DTSまでぜひお気軽にご相談ください。
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード
資料ダウンロード