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AWSセキュリティ関連用語（2）：バックアップ

データやシステムをコピーし、システムとは別の場所に保存することです。バックアップはセキュリティ対策に特化したものではなく、災害の際に速やかに復旧するためのものでもあります。しかし近年はランサムウェアにより企業のシステムが暗号化され、復号化するために身代金を要求するインシデントが多発しており、バックアップがセキュリティ対策として重要視されています。AWSセキュリティ関連用語（４）：DR対策が確立されており、日頃からバックアップをとっていれば、速やかに業務を再開することが可能です。
RDS、EBS、DynamoDB、S3等のAWSサービスには、バックアップを作成する機能が組み込まれています。また「AWS Backup」によってバックアップを自動化し、一元管理できます。VMware ワークロードや AWS Storage Gateway ボリュームなど、オンプレミスとのハイブリッド環境で実行しているものも一元的に管理できます。