AWSの運用には何が必要?
マネージドサービスのメリットや特徴を解説

近年、SaaS(Software as a Service)やPaaS(Platform as a Service)などのクラウドサービスの利用が増える一方で、その運用管理が課題となっているケースが増えています。
機能が多岐にわたり、アップデートも短いサイクルで行われているクラウドサービスにおいて、運用担当者のスキル不足や要員確保に苦戦されている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、その解決策の1つとして、運用サービスを提供するベンダーのマネージドサービスを利用する際のメリットや特徴について解説します。

AWS利用にあたって、必要な運用管理業務とは?

AWS利用にあたって、必要な運用管理業務とは?AWS上に自社システムを導入したり、顧客向けのサービス提供する場合、どのような運用作業が必要になるのでしょうか。もちろん、システムの構成や機能によって、必要な運用作業が異なってくる部分もありますが、監視やセキュリティ管理、パッチ適用といったどんなシステムでも必要な運用作業も多くあります。このようなどんなシステムでも必要となる運用作業を、マネージドサービスとして提供しているベンダーが多く存在します。本章では、それらマネージドサービスについて解説します。

●AWSの運用、保守業務をまるごと代行するマネージドサービスプロバイダー

AWSをはじめシステムの監視・運用・保守といった業務の代行サービスを提供する事業者をマネージドサービスプロバイダー(Managed Service Provider、以下MSP)といいます。AWSに代表されるクラウドプラットフォームの普及に伴い、運用対象となるサーバー台数は増加傾向にあり、スケールアウトやスケールアップも容易となった反面、サーバー管理の難易度が上がっています。煩雑なシステム管理業務をMSP事業者が提供するマネージドサービスへ委託できれば、管理の手間とコストが抑えられます。

●AWS運用に必要なマネージドサービスの内容

AWS運用に必要なマネージドサービスの内容はどういったものが考えられるでしょうか。あくまでも一例となりますが、AWSが提供している運用サービス(AWS Managed Services(AWSマネージドサービス:AMS)も存在します。(米国のみの提供となります)
AWSマネージドサービスには2つプランがあり、それぞれのサポート対象は下記のとおりです。

・AMS アクセラレイト 運用プラン(Accelerate Operations Plan)

サポート対象:サービスデスク/運用監視/バックアップ管理/コスト最適化/ロギング/レポーティング/サービスデリバリー/パッチ適用/アクセス管理/セキュリティ管理

・AMS アドバンスド運用プラン(Advanced Operations Plan)

サポート対象:サービスデスク/運用監視/バックアップ管理/コスト最適化/ロギング/レポーティング/サービスデリバリー/パッチ適用/アクセス管理/セキュリティ管理
ランディングゾーン(マルチアカウント)とアカウント運用/プロビジョニングと変更管理 /ユーザーが利用しているITSMの統合運用

AMS アクセラレイト運用プランと比べてAMSアドバンスド運用プランは、サイバー攻撃や内部での不正への対策を強化した内容となっています。
日本国内において、MSP事業者が提供するマネージドサービスの利用を検討する場合は、こういった運用サービスを提供しているかどうかを判断材料の1つとするのも良いかもしれません。DTSでもこれらの運用サービスを提供しております。

運用サービスをアウトソースするメリット

運用サービスをアウトソースするメリット本章では、改めてAWS運用をアウトソースするメリットを解説します。そのメリットは主に、運用管理を専門性の高い外部へ委託することによる「運用コストの軽減」と「コア事業に専念できる」の2点が挙げられます。

●システム運用の負担軽減

日々、複雑化、煩雑化する一方で、万が一の障害が社内・外に甚大な被害を及ぼすサーバーやシステムの監視・管理は負荷の大きな業務といえます。例えば、システム運用を兼任している担当者からすれば、会社にとってコアな業務ではない監視・管理部分のタスクが大きくなってしまうのは機会損失となりますが、専任の担当者を置くことは、中小企業ではコスト面からみて難しいケースもあるでしょう。
これらの業務を専門家へ委託できれば、担当者および会社にとって大きな負担軽減に繋がり、同時にコスト削減も期待できます。また、専門性の高い外部へ監視・管理を委託することで、自社では難しい高いセキュリティレベルの維持や、サービスレベルや顧客満足度の向上といった効果につながる場合もあります。

●会社全体がコア事業に専念できる

ビジネスにおいて、今後、より細分化されるお客様のニーズに応えるためには最新のIT技術の実装が不可欠で、それに応じて、クラウドプラットフォームの管理は一層と煩雑化、複雑化することが予想されます。また、国内の産業は人材難の時代を迎え、企業はどれだけ多くの優秀な人間をコア事業に専念させられるかが、成功の鍵となります。
これらに対応するためにも、非コア事業となるサーバーの監視・管理業務はマネージドサービスに任せ、会社全体がコア事業に専念できる体制の構築を目指してみてはいかがでしょうか。


DTSでは、お客様のニーズに合わせた最適なAWS環境の運用・保守業務のマネージドサービスを提供します。
経験豊富なスタッフが運用・保守を丸ごと担当いたしますので、安心してコア業務に集中できます。ぜひ、お問い合わせや資料請求を通じて、当社のサービスをご検討いただければ幸いです。

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