AWSセキュリティ関連用語(1):マルウェア対策/ウイルス対策

マルウェアは不正な動作を行う悪質なソフトウェアの総称です。ウイルスはマルウェアの一種で、プログラムに寄生して動作を妨げ、他のプログラムへ感染・増殖する振る舞いを持つものです。他にもマルウェアにはランサムウェア、バッグドア、ワーム等があります。 マルウェアによるサイバー攻撃では、OSやミドルウェア、アプリケーションの脆弱性を悪用して侵入し、不正なプログラムを設置するケースが多くなっています。そのためマルウェア対策としては大きく分けて「脆弱性の修正(パッチ適用や脆弱性診断を含む)」「不正アクセスの検知」「攻撃からの防御」の3つが必要です。
AWSにおいては、2022年にAWSアカウントとワークロードを継続的にモニタリングする「Amazon GuardDuty」にマルウェア対策機能が追加されました。セキュリティソフトウェアやエージェントを導入することなくEC2で稼働するインスタンスやワークロード内の悪意のあるファイルを検出できます。

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