Interview

インタビュー

主流はよりシンプルでタイムリーなシステム開発へ

主流はよりシンプルでタイムリーなシステム開発へ

システムエンジニア(SE)の父の影響もあり、小さいころからゲームが好きで、大学でもPC・プログラム関連の研究室へ進んだという石井さん。自然な流れとご縁に導かれてDTSへ入社しました。「開発者は技術だけではなく、コミュニケーションも大切」と考える石井さんにとって、ServiceNowの魅力とは?

プロフィール

石井 文人

Fumito Ishi

所属
デジタルビジネス事業部・ServiceNow推進担当
DTS入社年
2006年入社
開発者歴
20年
得意なこと

マネジメント関連

座右の銘

努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。

開発者として一番嬉しいのは「かけがえのない人々との出会い」

Q. 開発者になったきっかけは?

石井:父がSEだったこともあり、小さなころからPCは身近な存在でした。ゲームが大好きでドラクエに夢中(笑)。自然な流れで大学もPC・プログラム関連の研究室に進みました。最初はパソコン教室の先生をしていたのですが、プログラマーに転身し、そこで仕事を通じて出会ったDTSの方の人柄に惹かれたことがきっかけでDTSに入社。開発者としてのキャリアが始まりました。

Q. 人に惹かれて入社なんて素敵ですね!DTSはどんな会社ですか?

石井:真面目で少し不器用、人間くさく、温かみのある会社です。ビジネスライク過ぎないそんな側面が、信頼を勝ち取っている理由のひとつだと思います。

 

Q. 愛情が感じられますね。開発者としてのお仕事を通じて一番嬉しかったことは何ですか?

石井:私は、ひとつの現場、次の現場と現場を渡り歩く役割を担うことが多いのですが、その中でたくさんの方とお会いできることです。時には現場が終わっても、友人としてご縁が続くことも。そんなかけがえのない出会いや思い出が何より嬉しいですね。

ServiceNowは「新しい選択肢」

Q. 開発者として、ServiceNowとはどのように関わってきましたか?

石井:大手生保会社の社内システム開発で、ServiceNow案件のプロジェクトリーダーを約2年担当してきました。日本ではいち早くServiceNowを取り入れた会社のひとつです。社内ワークフロー、稟議承認や申請関連など、全てのシステムをServiceNowに乗せ換える予定です。

 

Q. 一大プロジェクトですね!ServiceNowのお仕事で印象深い出来事はありましたか?

石井:まだ新しいサービスだったので、社内・ビジネスパートナーを総動員しても、ServiceNow開発者がなかなか集まらなくて。結局DTSベトナムとタッグを組んで開発者育成から取り組みました。

 

Q. 他のソリューションにはない、ServiceNowならではの強味は何でしょう?

石井:日本国内の強力なバックアップ体制です。他ソリューションにもそれぞれ特長がありますが、まだ根が張っていない印象。対してServiceNowは日本法人も設立し、バックアップ体制やフォロー体制が強固です。何かあった時の問い合わせが日本で、日本語でできるかどうかは大きなポイントですよね。2-3年前にはサーバーも立ち、将来性が確立しました。お客様にも自信を持ってお勧めできます。

 

Q. ServiceNowの登場で、5年後はどうなっていると思いますか?

石井:日本でもノーコード×アジャイルのシステム開発が主流になると思います。ローコード/ノーコードでの制約はあります。例えばオリジナリティのあるデザインはできません。しかしアジャイルで素早く開発する方がコストパフォーマンスは良い。お金をかけてきらびやかなものを作るよりも、シンプルなものを素早く、タイムリーに開発する方に重きが置かれるようになるでしょう。

Q. もしご自身がお客様だとしたら、ServiceNowで何を実現したいですか?

石井:社内システムを全てServiceNowに置き換え、統合します。様々なシステムを使うのは、ユーザーフレンドリーではないですよね。ひとつのプラットフォームに統合してシンプルにしたいです。

 

Q. ServiceNowを一文で表現するとすれば?

石井:「今までなかった新しい選択肢」でしょうか。お客様にとってもそうですが、開発者にとってもそうです。たくさんのプログラミング言語を学ばなくても、ローコード/ノーコードでスキルを積むことができる。開発者としての道が拓ける。新人にとっても、ベテランのリスキリングにとっても、これまではなかった選択肢だと思います。

ServiceNowの裾野を広げていきたい

Q. 開発者歴20年ということですが、もし開発者でなければどのようなキャリアを歩まれていると思いますか?

最初の職業だったパソコン教室の先生、あるいは人事の仕事をしているかもしれません。人と関わることが好きですし、仕事もコミュニケーションが何より大事だと思っています。プロジェクトリーダーとして現在も、チームのメンバーが仕事をしやすくするのが私の役割だと思っています。先生や人事の分野でも活かせるかな、と。

 

Q. ぴったりですね!目に浮かびます。そんな石井さんの、10年後の夢は何でしょう?

石井:ServiceNowの裾野を広げ、ServiceNowのチームをもっと大きくしていくことです。Servicenowはお客様のニーズも高く、ビジネスとしてもメリットが大きいですから。そして自分もその中心にいたいです。

Q. お忙しい毎日かと思います。お休みの日はどのように過ごされていますか?

石井:息子がまだ1歳なので、休日も息子中心です。そろそろ歩き出すので、目が離せなくなりますね。体力勝負です!(笑)

休日は家族時間。

1歳の息子さんと過ごすひと時が、忙しい日々を乗り切るエネルギー源です。

 

朗らかな笑顔が印象的な石井さん。コミュニケーションを何より大切にするという姿勢は、お客様やチームメンバーとのやりとりの多い開発者としても活かされています。ServieNowはお客様だけではなく、開発者にとっても未来を拓く新しい選択肢だという言葉がとても印象的でした。よりシンプルでタイムリーな開発が主流になるであろう5年後、10年度もきっと、ServiceNowの中心にいることでしょう。

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