SAP Cloud ERP とは?
SAP Cloud ERPは、ビジネスの俊敏性を高め、継続的なイノベーションを実現するクラウドERPです。
システム基盤の運用・管理はSAPが担うSaaS型のため、企業はインフラ保守に追われることなく、
常に最新で安全な環境で業務を進めることができます。
-
柔軟に拡張できる
クラウド基盤クラウドネイティブ設計により、変化するビジネス環境に迅速に対応。必要な機能・拠点・ユーザーをスケールアップ/ダウン可能
-
継続的に進化する
インテリジェントERPSAPが年に2回提供する自動アップデートにより、常に最新の業務機能・法令対応を維持。最新テクノロジーを取り込みながら、継続的に業務を進化させるクラウド環境を実現。
-
リアルタイムでつながる
業務とデータ取引・在庫・財務などのデータをリアルタイムで統合・分析し、経営判断のスピードと精度を大幅に向上。データドリブンな意思決定を支援します。
クラウドサービスモデル
DTSはこれらのクラウドの力を最大限に引き出し、貴社のビジネスに貢献します。
SAP Cloud ERPが解決する顧客課題とニーズ
SAP Cloud ERPは、以下のような課題やニーズをお持ちの企業様に最適なソリューションです。
こんなお悩みありませんか?
-
老朽化したERP環境
保守切れ・老朽化で障害リスクと運用負荷が増大。
-
セキュリティ対応の限界
脆弱性・監査・法令対応が自社では限界に近い。
-
分断された業務システム
部門ごとにシステムが分断し全社最適が困難。
-
データ活用の遅れ
情報がサイロ化し、分析・意思決定が遅延。
経営判断に活かせない。 -
属人化した運用体制
担当者依存が高く、継続運用のリスクが増大。
-
将来拡張への制約
事業拡大や新拠点・新業務への柔軟対応が困難。
その課題、SAP Cloud ERPがまとめて解決します
-
01
最新クラウド基盤で
安定稼働を実現冗長化されたクラウド環境で高可用性を確保し、自動更新で保守負荷を削減。
-
02
国際標準に準拠した
強固なセキュリティ基盤ISO27001・SOCなどの認証を備え、暗号化や監査ログで安全性を確保。
-
03
統合プラットフォームで
全社プロセスを統一財務・購買・販売などをリアルタイム統合し、プロセスとデータの一貫性を確保。
-
04
リアルタイム分析基盤で
意思決定を高速化SAP HANAとAI分析により、全社データを即時可視化し迅速な判断を支援。
-
05
自動化と標準化で
運用依存を解消SAPが更新・保守を自動化し、標準プロセスで業務手順を統一することで属人性を低減。
-
06
スケーラブルなクラウド基盤で
将来に適応多言語・多通貨・マルチリージョン対応により、事業成長や海外展開に対応可能。
DTSの導入支援サービス
導入コンサルティング
ロジスティクス/会計領域の深い知見を基に、「Fit to Standard」を推進し、最適な業務プロセスを設計します。
システム構築
アジャイルな開発手法を用い、迅速かつ高品質なシステムを構築。既存システムとの連携もスムーズに実現します。
運用・保守サポート
ライセンス販売から一貫したサポート体制。専任チームが安定稼働を支え、ビジネスの成長に貢献します。
DTSの特長
これまでのSAP導入経験を活かしたスムーズなプロジェクト推進で、
お客様の導入・運用を支援します。
導入ステップ
-
1. 導入スピードを高め、
運用力を強化するための準備プロジェクト計画を立案し、導入範囲・体制・スケジュールを定義。
顧客主導での推進スタイルを採用し、早期からリスク・課題を共有します。 -
2. 過剰なアドオンを避け、Core Cleanな
システムを維持するための検討Fit to Standard ワークショップを通じて、標準機能をベースに業務要件を整理。
法令対応や経営指標などの切り口から判断基準を用意し、開発本数・工数の設定、
アドオンの必要性・代替案、実現しない時の影響、実装方を検討し、最適なマネージメントを行います。 -
3. 拡張戦略を柔軟に選択した
構築以下の拡張種別より最適な選択を行い、SAP Activateの方法論に沿ってシステムを構成します。
-
キーユーザ拡張
■UI調整や軽微な改善を現場で実現
・SAP Cloud内で完全に管理・統合されるため、互換性を保ちながら安心して利用可能。
・開発スキルが不要、もしくは最小限で済むため、業務部門が自ら即座に改善を実現可能。
-
開発者拡張
■ABAPやJavaで高度な要件に対応
・SAP Cloud本体のライフサイクル管理から独立し、システム更新やバージョンアップに左右されずに拡張を維持。
-
Side-by-Side拡張
■SAP BTPで外部アプリ・サービスと連携
・SAP Cloud本体のライフサイクル管理から独立し、システム更新やバージョンアップに左右されずに拡張を維持。
-
-
4. 入念なテストを伴う
導入データ移行、ユーザートレーニング、テストを経て本番稼働(Go-Live)へ移行。
顧客主導での教育・運用引き継ぎにより、自走可能な体制を構築。 -
5. 新機能を「成長機会」として
継続的に取り入れる運用・改善年2回のバージョンアップに対応し、RASDツールを用いて、影響確認 → 検証 → 活用計画 の流れを実行。
※年に2回のアップグレードは自動的に行われます。その際はWhat‘s New Viewerでリリース予定機能を確認し、業務への影響をご確認のうえご利用ください。
DTSの実績
DTSは25年超のSAPビジネスの実績を有しており、
この知見を基に100社以上のお客様に最適なソリューションを提供します。
-
1994
-
1999
SAP ERPビジネスを開始
-
2004
SAPバージョンアッププラン開始
-
2009
ERP周辺(PI,BPM等)ビジネス開始
-
2015
S/4HANA導入プラン開始
-
2019
Retail等コアコンテンツ拡大
-
2024
S/4HANA Cloudビジネス開始
よくあるご質問
-
Q1 Public CloudとPrivate Cloudの違いは何ですか?
Public CloudはSAPが管理する共有環境で、標準機能の活用を前提とします。一方、Private Cloudは自社専用環境で、より柔軟なカスタマイズが可能です。DTSはどちらの実績もあるため、貴社に最適なモデルをご提案します。
-
Q2 導入期間はどれくらいかかりますか?
Fit to Standardを推進することで導入期間を従来より短縮できます。SAP全体では最短6か月で導入できたケースもあります。
-
Q3 既存システムとの連携は可能ですか?
はい、可能です。SAPが提供するAPIや連携ツールを活用し、既存のオンプレミスシステムや他社クラウドサービスとのシームレスなデータ連携を実現します。
次のステージへの挑戦を、私たちが支えます。
まずはお気軽にご相談ください。
